遠いうねり

癌にかかり、手術・闘病の末、退院
だが再発し、命を落とす


うちの叔父が数年前に辿ったその道を、栗本薫さん、忌野清志郎さんが辿ってしまった。


うちの叔父は退院したとき、完治していなかった。
転移していたが、「治ったから退院した」と思わされていた。



告知の問題、というのがある。


栗本さん、忌野さんはどうだったのだろう。
例え本人が「告知してほしい」と望んでいたとしても、その判断は他者に委ねられる。


「やっぱりお前ら嘘ついてたのか」


とならないだろうか。
とならなかっただろうか。

そもそも告知問題って何だ

優しさか?


僕は優しさだとは思わない。
ただ、僕が思いつけないような環境もあると思う。


だから、この問題は、百歩譲って建設的な議論だと思う。


しかし


「清志郎さんが亡くなったことを宣伝材料にして儲けている」
「栗本薫さんが亡くなったことを宣伝材料にしている」


という、もう一つの確たる事実。

この写真を見てもらいたい。




栗本薫さんというのは、かなり有名な小説家で、この小説は彼女の死後、書き溜めていた作品として発表された。(あと数冊、刊行されると思う)
この巻が127巻なので、ずっと読み続けている読者にとっては彼女とは長い付き合いである。



帯に

「栗本先生、素晴らしい作品をありがとうございました」

と書いてある。


それは読者が作者に対して思う台詞であって、出版社が読者に向ける言葉ではない。
出版社がこの言葉でやりたいことは、単に興味を引くことであって、つまり、宣伝材料として使っているということだ。


「追悼・忌野清志郎」


と題して大々的にCD売っているお店も、そう。


もっと大きく捉えると、「他人の不幸で儲ける」というビジネスモデル。



心の底から許せない



そして、だから思うのは、


世の中の人は、何故そんな商売の仕方を許せるのか!?


ということ。





だから人間は嫌いだ

と言いたくなる。

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コメント
まったくもってその通りです。

ただ、資本主義制度という利潤を上げる事以外に興味が無いことに誰も疑問を抱かないところが怖いです。
  • みけねこ
  • 2009/07/02 9:02 PM
みけねこさん
おー
同意見、うれしいです。
そうなんですよね。
疑問を抱かないっていうより、気づけてないんじゃないかってところが、怖いです・・。

もっと注意を喚起していきたいと思ってます
  • fkm
  • 2009/07/06 1:46 AM
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