皇国の守護者/佐藤大輔

伊藤悠が漫画化した当作品を発見したのが2008年2月とあります。

つまり、原作を読み始めるのに、何と2年の歳月を要しているのです!

どんだけ気の長い話でしょう。


それでも、頭の片隅から、本作品が離れたことはなかったですよ。
いつか読み始めなければ。
いつか読み始めなければ。


そうやって読み始めるものの、挫けること数度。



それ程に、難解な内容。


いや、難解といっては語弊があり、失礼にあたるかもしれない。


端的に言うと、ハマりづらい性質の作品です。
言い換えると、精緻で、リアルで、誤解を許さない筆致。

よくぞここまで妄想した!
と言えます。


マンガの時点でマイノリティなのに、この原作は更に上をいくマイノリティです。
何部くらい売れてるのか知りたい・・


(一応、mixiコミュニティで規模を確認しましたが、7000人程度のメンバーがいました。とはいえ恐らくはマンガ止まりの読者が多数と予想します)


よって、内容的にも、筆致体としても、のめりこむのに時間がかかるため、あまりお薦めはできませんが、一度ハマるとこれがもう抜けられない。
やっとマンガの内容を超える3巻に突入していますが、正直、移動が嬉しくてしょうがないですね。
移動が読書のための手段と化しております。


そして、読み進むにつれ、マンガが打ち切りになった理由も薄々分かって来るわけで。



マンガ(全5巻)は、ある程度、分かり易さと面白さを追求すべく、内容を端折る、あるいは誇張するといった手段をとっています。
それは2巻までを読めば明らかです。

それが、精緻で、リアルで、誤解を許さない原作者の不興を買ったことは想像に難くない。


一点、以下の僕の定説に例外を加えたい。

原作より面白いアニメやマンガ、映画なんて存在しない
原作より面白いならば、それはすでにして別物である
この「皇国の守護者」という作品「だけ」に関して言えば、原作と別物にならずに、原作とかなり近い面白さを備えたマンガとなっている、と言って良いと思います。


原作の方はまだ先があるので、ひょっとしたらマンガより面白くなくなるという可能性もありますが、その可能性は低いと思われます!



銀河英雄伝説を「小説で」読んでいる方なら、大好きになれると思いますよ。



さて、続きを読みますのでこれにて失礼



コメント
皇国の守護者は面白いよね!!
といっても、僕はマンガ止まりだけど。
あんなカタチで打ち切りになったのが本当に残念・・・。

マンガが良すぎるから、あえて原作は避けてたんだけど、
僕も読んでみようかなって気になりました。

ちなみに、マンガ、原作ともに面白いものと言えば、
伊坂幸太郎さんの『魔王』がぱっと思いつきました。
  • タナカユウジ
  • 2010/04/05 3:07 AM
ゆっくん
この件については下北でくわしく話をしようじゃないか。
  • fkm
  • 2010/04/05 12:44 PM
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