音質健全化計画(7)スピーカーケーブル対決

長い連載ですが、アクセス数など見ておりますと、読んで下さっている奇特なお方が多数いらっしゃるようです。
喜ばしい限りです。


今回のは、色々頑張ってきた今までの努力が報われる内容だと思いました。
ご褒美みたいなもんでしょうか。
言い換えれば、アース化音源の非圧縮化、少なくともこの二つをきちんとやっていないと、今回のこの(嬉しい)結果には結びつかないと思われます。

僕は試した順番が良かった!

綺麗な電気でもって運び、可能な限り欠落を防いできた音は、スピーカーケーブルによってここまで色鮮やかに変化します!
イコライザーとか、そういうマヤカシはもう要らないです。
驚きの結果です!

ということで、スピーカーケーブル対決です。


まずは何が大変かって、ケーブルの皮膜をむくのがホント大変なんです・・
今のスピーカーは片方だけで、ケーブルが2本必要なんです。
ややこしいですが、ケーブル本数は計4本必要なんです。
その4本について、それぞれLRの2本をむくのと、更に両端があるので、計16ヶ所です・・
ケーブルによっては、更にその外皮みたいなのもあるし・・(痛)

人差し指の腹がバカになって、数日に渡って痛みが引きません。
(でも何度も何度もやってると、いい加減コツを覚えます・・)


あとはサイフもバカになりません。
結局いくら使ったんだっけ・・
全部12mずつ買ってます。

(怖いので自分では計算しません)


まあでも、音の違いを試聴するのは楽しいものです。
ここまでやればさすがに自分も満足できます。

で、先ずはどの曲で比較するかを考えるところから始まりました。
それだけで初日が終了してしまいました・・

だってねえ・・
CDによって柔らかかったり、高音がきつかったり、こもっている風だったりと、一貫してないんですよ。
それってこっちの問題じゃないと思うんですよね・・

これは難しい・・
結局、決めきれずに、20曲くらいを聴き込んで、テストに踏み切ったんですが・・※

結果はそんな準備を嘲笑うほどの違いが出ました。


※いずれにせよ聴いているのは全部、こういった邦楽ばかりです。


■モンスターケーブル Z1(1600円/m)
これはこの記事を書く前に購入してしまったケーブルです。
最寄のケーズデンキにて購入。銅色。
金額的に一番痛かったケーブルとも言えますし、結果からも、コストパフォーマンスが最も悪かったケーブルとも言えますし、指が一番痛かったケーブルとも言えます。

いやもう、下の二つに比べたら、一体何だったんだと思うほど平凡。
確かに、このケーブルを使ったことで、スピーカーとスピーカーの間にボーカルが豆粒ほどの像を結んだんです。
このときは、「おおっ!」と思ったんですが、あれは単にアースの効果だったんじゃないかと・・。

1600yen×12mは、ちょっと高かった勉強料ということで・・。


■ベルデン 8470(600円/m)
プロケーブルにて購入。
Z1に比べれば全然安いので、全く購入を躊躇いませんでした。
ついでに皮膜むくのが楽チン。

上のケーブルから繋ぎ替えてみて、唖然としました。
スピーカーとスピーカーの間に、歌い手の顔が像として浮かび上がるのです。
像を結ぶ、という感覚。分かっていただけるでしょうか。
まるで厳格な職人さんのような仕事っぷり。

色々読んでいると、「ケーブルの長さ」というのもまた、音質を調整できる要素だということなんですね。

銀色の線材を使っているケーブル(ベルデンやバイタル等)を長く引くと、どんどん音が硬くなっていきます。
銅色の線材が使われるカナレ、モガミ、これを長く引くと柔らかくなっていきます。

みたびサウンドクリエーターの館より抜粋
残念ながら、ベルデンは余剰を買っておらず、3mの状態。
ひょっとしたら、3mでは「きつすぎる」状態なのかもしれません。
もうちょっと長めに買っておけばいろいろ遊べたかも、と後悔しております。
それでも素晴らしい一品。
ずっとこれでいいや、と思ってました。


■カナレ 4S8G(280円/m)
ヤフオクにいるカナレ製品取り扱い店にて購入。
この安さは「買ってみるか・・」と思わせる値段でした。
しかも4芯なのでうちの(バイワイヤ対応)スピーカーでも1本ずつで良いのです。

上述のベルデンで音を鳴らして(耳を慣らして)1週間。

実はカナレには替えたくありませんでした。
どう考えてもこれ(ベルデン)以上の音なんて出ねえだろ、と思ってたからです。

しかしねえ・・

付け替えてみたら、これもう、驚き以外のナニモノでもないです。

こっちは、あたかも「その場所にいる」感がとても強いです。
像を結ぶという感覚ともちょっと違うのです。
音たちが前に出て来るんです。それに包まれる感じ。

この音のことを柔らかいと言っているなら、まあ、そうとも言えるのかなあ・・
あ、レコードっぽいと言われればそういう感じかも。

ベルデンもそうですが、このカナレも、スピーカーから鳴ってるという感覚が一切ありません。
どっちが良いかというのは、あくまで、個人の好みのレベルだと思います。
それ程に、どちらも良いし、それ程に、この両者は音が違います。

こっちは銅色で、まだ6mの状態ですので、これから短くしていけます。
上述のBELDENが銀色3mだったので、このカナレ銅色6mを短くしていくと一体どうなるんだ!?という。
楽しみで仕方ありません。

間違いなくオタクの領域・・

ただねえ、ベルデンだろうがカナレだろうが、もともとの音が良いので、聴いてて楽しくて仕方ないです。


というわけで、現在のうちの環境(※1)において、僕の耳に最適なスピーカーケーブルはカナレになっております(※2)。


※1 iTunes for Windows+ONKYO A-1VL(amp)+KEF iQ3(SP)+100V(アース)+AirMacExpress(+Belden 88760)

※2 ただしベルデン(銀色)も3mより短くできていれば、良い音が出ていた可能性があります

コメント
なんか、気分が影響されてきました。
でも、アースがなー。とれるかなー。。。
  • はぬ
  • 2007/06/25 10:17 PM
はぬさん
恐らく大多数の人が、
「たかが音楽に工事なんかやってられるか」
と思うでしょう。
あとはどれだけ音楽が好きかってことと、どれだけ良くなるんだ?という好奇心ですかね。

近くにエアコンとか冷蔵庫の壁コンセントがあれば引っ張って来れますし、アースが取れるかどうかは配電盤の形状などでも確認できますよ。
  • fkm
  • 2007/06/27 12:58 PM
「聴ければいい」であれば、何にもしなくて良いと思うのですが、
「音楽」を聴いたりつくったり探ったりする自分に
とっては「アース」取ってみたいです。
ちなみに部屋の中には、エアコンありますがアース部分は無かったです。

ちなみにトイレにアースつきコンセントがありました・・・。
引っ張っても5mは堅いかな。あとは近くのコンセントを工事ですかね。

  • はぬ
  • 2007/06/29 12:34 AM
はぬさん
では是非やりましょう!
可能な限りお手伝いしますよ。
5mはさすがにイヤですね・・
配電盤の方が近かったりしません?

あとは、壁コンセントを開けてみて、電源の線を覆っている管が金属ならしめたものです(←アース取れる)。

うちは残念ながら塩ビでした(←アース取れない)。
  • fkm
  • 2007/06/29 11:36 AM
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